4月末から続いていた、ゴールデンウィークが終了しました。
みなさんどこに行きましたか?
スウィンの選手担当のコーチ達は、この時期を【ゴールデン練習ウィーク】と読んでいるそうです…。
練習もハードそうですね。
さて。
気温も暑くなり、水が恋しい!!そんな時期にもなってきました。
今年のゴールデンウィークも、水の痛ましい事故が相次いでしまいました。
お子様だけでなく、体力のある大人の方までも被害にあわれてしまっと報道されていました。
ちょっとした水場なら事故なんて起こらないとお子様だけで遊ばせている場面もあるかもしれませんが、お子様ならほんの10cm、大人でも30cmあれば簡単に溺れてしまいます。
ではどんな時に溺れてしまうのか。
平成26年度の警察庁が発表したデータを見てみると・・・。
溺れた場所
1位 海 47.4%
2位 河川 33.6%
3位 湖沼池 6.8%
何をしていたのか
1位 釣り 25.8%
2位 歩いていた 11.6%
3位 水泳中 8.5%
4位以降は陸上作業中が続きます。
海や川で、水に入るつもりのない時に、急に水に落ちてしまう事故が多いなという事が分かります。
ほとんどがいきなりの事なので、本人も自体がのみこめず、慌ててしまいます。
そうすると水を飲んでしまったり、さらに衣服を着用しているせいで上手く動くことが出来ず、体力を消耗してしまって・・・という事が多いようです。
ではどうするのか!!
救助が来るまで、慌てないで浮き続けてください!
誰かが気が付いて救助を読んで、救助が到着するまで早くても10分程度かかります。
なのでその時間浮いて待てること、これが助かる為の方法です。
浮くためにはどうすればいいのか?
以前 『 U I T E M A T E 』 ういてまて という方法を以前お伝えしたかと思います。
世界的に有名な方法ですので、こちらを是非試してみてください。
また、体脂肪率が3パーセント以上あれば人は水に浮くことが出来ます。
そして比重の関係で、空気をしっかり吸えば必ず浮きます。
水の比重が 1.00 人間は空気を吸った時の比重は 0.98 になるそうです。
なのでこの 2% が必ず水から出てきます。
顔で言えば鼻先程度。
助けて―!と手を振ってしまえば、その2%が指先になってしまい顔は水中へ・・・。
なので出来るだけ、水面に対して平行に浮いてみてください。
また、自力で浮いているのも慣れていないと辛いので、周りに何か浮いていないか確認してみてください。
ペットボトルやクーラーBOX、ビニール袋などはある確率が高いです。
ペットボトルは2Lもあれば、子供一人は浮くようです。
ビニール袋には空気を入れて縛って抱えると良いそうです。
また、出来るだけ着ているものは脱がないようにする事。
素肌になってしまうと、体温の低下を招いて体力を消耗したり、浮遊物等によってけがをする確率も上がります。
靴にもよりますが、何も履いていない状態よりは浮力を得る事ができるようです。
Crocs等はとても良く浮くそうです。
そして溺れている人を見つけたらどうしたら良いのか?
まず、助ける側も落ち着く事。
慌てず、まず溺れている人に声をかけてください。
自分以上に、溺れている人の方がパニック状態です。
声をかけ、人がいることを知らせて落ち着かせてください。
また、その時に怪我などしていないかの確認が出来ると良いみたいです。
そして助けるために飛び込まない事!!
例え泳ぐことに秀でた人であっても、着衣の状態で溺れている人を助けに行くことはほぼ自殺行為です。
子供一人とは言え、先ほどお伝えした通り受けるのは自分の体でも2%、一人を支える浮力はありません。
119番をして救助隊を呼んで、周りに浮かべるものがないかを探してください。
相手を引き寄せるためのロープ、枝、何か長さのと強度あるもの。
また、何もなければ浮きそうなもの(ペットボトル、空気を入れた袋等)を渡してください。
どうしても救助に行かなければならない場合、そんな時は絶対に前から助けないで下さい。
自分が溺れていて、目の前に助けが・・・!
たぶん、正面からしがみつきます。
そうすると、救助にいった本人は身動きが取れず、一緒に沈んでしまいます。
なので、相手の目の前で一度潜って、背後に回って呼吸できるように顔を水上にあげ引っ張っていくと良いそうです。
日本赤十字社公式の動画がありましたので、張り付けておきます。
もしもの時のために、ご覧いただければと思います。
下記サイトさんを参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
( ため蔵さん 今あるものさん 海釣りスターターガイドさん パピマミさん )
フロント 鈴木▼^ェ^▼