夏キケン!タクサン!!
夏休みが始まりました。
色々な所にお出かけする事が多くなると思いますが、それと同時に事故も増えてきます。
事故未然防止が一番ですが、もし水辺の事故にあってしまった時に身を守れるようにしていきましょう!
危ない場所
川・池・海・ため池・プール
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立ち入り禁止の場所には入らない!
禁止なのは理由があります
1人にならない!
必ず大人の人の目がある場所で遊びましょう
ライフジャケット着用!
もしもに備えてライフジャケットを着用しておきましょう
連絡手段の確保!
事故が起きたときにすぐ外部と連絡できるように準備しておきましょう
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海
遊泳可能区域で遊ぶ!
整備され岩場や突然の深みなどの危険のない場所が遊泳可能区域です。
急な深み、莉巌流(りがんりゅう)などが発生する場所は危険区域になっています。
また、ライフセーバーや監視員さんが目を光らせてくれていますので、もしもの時の危険が減らせます。
天気を読む!
少し天気が悪くなりそうだけど大丈夫だろうと思わず、早い段階で海から上がる決断をしましょう。
海の生き物に注意!
海には綺麗で珍しい生き物が沢山います。最近は猛毒のカツオノエボシなども打ちあがるようなので、安易に触らないように気をつけましょう。
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川
形状に注意!
川は曲がり方、急な深み等変化がとても激しくなっています。
また、流れてきた岩などが鋭利になっていたりして怪我もしやすいです。
急な増水に注意!
30分もあれば川の流れは濁流に変化します。
少しでも天気が悪い、雷鳴がする等おかしいなと思った時はすぐには非難する決断をしましょう。
地面が見えない場所に行かない!
川辺に背の高い草が沢山茂っている場所や流れで川の底が見えない場所は、足が付かない可能性や泥の深みにはまってしまう可能性があり危険です。
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ため池
絶対に入らない!
ため池は落ちてしまったら基本的に一人で這い上がる事は不可能とされています。
多くのため池が約25度の傾斜で作られているとされ、水に濡れた状態では滑ってしまい容易に上がれない作りです。
見かけに惑わされないで!
ため池は流れも波もなく静かな状態で、一見安全そうに見えます。
また傾斜も緩くみえるので入りたくなるのもわかりますが、訓練された大人でも滑り落ち水に引き込み落ちてしまいます。
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もしもの時は
まずは落ち着いて!!
慌てて力いっぱいもがいてしまうと、体力がどんどん奪われていきます。
まずは落ち着いて浮き身の姿勢を保つようにしてください。
水面に出るのは体の2%なので、鼻が水面に出るように浮かびましょう。
観察する!!
落ちた場所からではなく、他に戻れる場所がないか。
浮くために捕まる浮き具はないか。
誰か人がいないか。
しっかり回りを観察し、どうしたらいいか考え、行動できるようにしていきましょう。
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UITEMATE
力を抜く
力を抜いて背浮きになって、ふわりと両手両足を浮かせます。
鼻が水面に出るようにバランスをとります。
また、大きな声を出して肺から空気が出てしまうと沈んでしまうので、息はしっかり吸いましょう。
何かがあれば
近くに何か浮くものがあれば、お腹に抱えたりしてバランスをとります。
衣類などは脱がない
靴やカバン等は浮力があるので、脱がないようにしましょう。
※政府広報オンライン・日本赤十字社HP・水難学会より抜粋